仙台七夕まつりが始まります!
2023年08月02日 更新
8月。東北夏祭りの季節がやって参りました。
コロナ禍の3年間を経て、今年は中止や規模縮小等の措置もなく、地元は4年ぶりの通常開催に湧いています。
東北三大祭りの中では、青森ねぶた祭りが先陣を切って本日から、
明日3日からは秋田竿灯まつりが、そして6日から仙台七夕まつりが始まります。
テレビ朝日系列の東北6局制作で特番もあるとのこと、今年の夏祭りにかける気合いと期待が感じられます。
【生放送】2023年8月2日(水)午後7:00~午後7:54
今年の仙台七夕まつりは、昨今の原料高のあおりを受けて紙代が高騰、
大型七夕飾りの製作予算が大幅に上がったため、クラウドファンディングで寄付を呼びかけました。
飲食OKになったことで出店も復活、イベントも多数開催される2023年、関係者の皆さんの奔走がどうか実りますように!
お祭りの前日8月5日は、東北最大級の本数が打ち上がる仙台七夕花火祭です。
この日は土曜日ですから、こちらも相当な混雑となるのではないでしょうか。
先日は、隅田川花火大会が過去最高の103万人だったと報道されていました。
あまりにも多くの人数が一か所に殺到すると、当然事故の可能性も増えてきます。
熱中症など、体調に充分注意することはもちろん、節度ある行動を守って、くれぐれも安全に参加してください。
なお、花火大会当日の会場付近は交通規制が敷かれるため、弊社では送迎をお断りさせていただいております。
秋保から花火大会への移動をご希望の際は、地下鉄東西線「八木山動物公園駅」までの送迎となりますので、何卒ご容赦ください。
八木山動物公園駅から花火大会会場の国際センター駅付近までは地下鉄で約8分です。
仙台七夕まつりに関しましては、通常通りの送迎となりますので、ご希望の乗降場所をお申し付けください。
また、秋保温泉にお泊りのお客さまは、仙台駅から秋保までの定額タクシーがお得です。
皆さまのご利用をお待ちしております!
大東岳の様々な滝
2023年07月24日 更新
今年の夏は例年よりも暑いようで、今週も猛暑日が続くようです。
そんな時は、秋保で一番高い山、大東岳の滝で涼を求めては如何でしょうか。
大東岳には、沢沿いにたくさんの滝があります。
秋保で滝といえば秋保大滝が有名ですが、大東岳には、趣の異なる様々な滝が楽しめます。
登山道沿いに見ることができますので、山歩きが好きな方にはおススメです。
ただし、この季節はヒルにどうぞご注意を!
なお、大東岳の滝については、「いってみっぺ秋保」No.22【あきうの滝めぐり】をご参照ください。
七夕
2023年07月13日 更新
仙台といえば、東北三大祭りのひとつ「仙台七夕まつり」が有名です。
旧暦のため、お祭りの開催日は8月6日から8月8日ですが、秋保の各旅館では玄関口に七夕飾りの吹き流しを飾り始めました。
秋保の観光拠点施設である秋保・里センターでは、今週末の7月15日(土)から8月8日(火)まで「せんだい あきう 七夕展」を開催、
地域のこどもたちや老人施設、手芸サークルの皆さんによる力作が館内に展示されます。
期間中は、毎週末、音楽イベントが実施され、他にも短冊に願い事を書くコーナーや、粗品があたる楽しい七夕クイズもありますよ。
イベントの詳細は、下記チラシでご確認ください。
ところで、秋保町では元来、七夕飾りを飾る風習はなかったと聞きます。
お盆を迎える準備はあっても、七夕飾りを作ったり飾ったりした記憶はないなあ、と、何人かの地元出身の方からお聞きしました。
仙台城下では、それぞれの家庭でいわゆる「七つ飾り」を作って飾るのが習わしだったようですが・・・。
この七夕飾りの風習は、仙台藩の中でもどのあたりが境目だったのか、気になるところです。
7月
2023年07月05日 更新
早いもので2023年も半年を過ぎました。
7月5日現在、梅雨はまだ晴れませんが、田んぼの稲は順調に育ち、
お天気が良いときは、画像のような美しい緑の海をご覧になることが出来ます。
(画像は長袋の農道付近です)
7月といえば夏休み。
海へ山へと、楽しい計画を立てている方も多いと思います。
ここ秋保も、川遊びや自然観察など、自然を楽しむ場所がいっぱいです。
都心部よりは涼しいですし、避暑も兼ねて秋保にいらしては如何でしょうか。
ご宿泊先からの移動や、秋保・里センターからのご移動には、秋保交通もご利用ください。
また、弊社では、観光コースもご用意しています。
秋保大滝や姉妹滝、釜淵などをめぐる「秋保マイナスイオンコース」は人気のコース。
秋保町内を2時間以上の貸切で周遊することも可能です。
ご興味の方は、秋保交通までお問い合わせください。
皆さまのご利用をお待ちしております。
慈覚大師が追い出された場所 ~塩滝不動尊
2023年06月20日 更新
秋保町の一番東端、当時の生出村(おいでむら)との境目付近には、
「塩滝不動尊」というお不動様があります。
お不動様が祀られている洞窟山(いわやどう)は、
塩分を含んだ水が滴り、なめると塩辛いことから、「塩滝」の名がついたと言われています。
その昔、この地で慈覚大師が仏教を広めようと霊場を開こうとしたのですが、
領主が仏教を嫌ってこれを妨害したため、
やむをえず慈覚大師はもっと西の山奥へ向かい、最終的に山寺に落ち着いたと言われています。
もし、時の領主が喜んで慈覚大師を迎えていたら、
秋保湯元の近辺は、山寺のような場所になっていたかもしれません。
塩滝不動尊が祀られている場所は、私有地であるため、気軽に入ることはできませんが、
すぐ下を走る道路から、その姿を見ることができます。
その昔、現在の道路ができる前は、塩滝不動尊の真下から磊々峡へ落ち込む滝があり、
その滝つぼは非常に深かったと言います。
恐らく非常に危険な場所だったのでしょう。この場所にまつわる民話「お粂が淵」は、お粂という女の幽霊が出る怪談話です。
「お粂が淵」のお話は、塩滝不動尊の向かいにかかる赤い橋、新秋保橋のたもとに、秋保の民話の看板がありますので、ぜひご覧ください。
<ご参考>
「水の神さま」を探せ!:17.塩滝不動尊(c)公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク
「いってみっぺ秋保」No.2 湯元の民話(PDF)(企画・発行:秋保地域資源活用委員会・仙台市)