3月26日に開花宣言が出た仙台市。

ここ秋保は、市内中心部よりも少し気温が低い山間部ですが、

桜のつぼみも徐々に膨らみ始め、開花までそう遠くないと思われます。

東西に長い秋保地域の西側には、野尻（のじり）という集落があり、

3年前の令和2年に新種と認定された樹齢約270年の桜があります。

その名も「秋保足軽紅重（あきうあしがるべにがさね）」。

藩政時代の野尻は足軽集落であったことにちなみ、町内会が命名しました。

寒冷地に自生するオオヤマザクラの突然変種で、

通常は5枚の花弁が６～７枚に重弁化したものが混在する珍しい桜です。

晴れた日には、淡紅色の花と野尻の山々、空の青とのコントラストが美しいですよ。

秋保足軽紅重が咲いている「ばんどころ」まで、ぐるりんあきう号で行く事も可能です。

（ただし平日のみ）

車窓から、春の里山の景色をお楽しみください。

新緑美しい秋保の里でお待ちしています。

＜ご参考＞

★仙台観光情報サイト「せんだい旅日和」より　"新種の桜　秋保足軽紅重(べにがさね）"

★野尻交流カフェ 『ばんどころ』

秋保名所の一つ、磊々峡（らいらいきょう）は、巨岩・奇岩の並ぶ見事な景観の峡谷です。

この辺り一帯の凝灰岩が、長い年月を経て、名取川に浸食されたことにより生み出された名勝です。

画像は、この磊々峡にある巨岩のひとつ、「天斧巌（てんおのいわ）」です。

漢字の通り、まるで天から大きな斧を振り下ろして、真っ二つに割ったかのような割れ目が見ものです。

この天斧巌の他にも、磊々峡には様々な見どころがあります。

約650mの遊歩道は、端から端まで歩いて20～30分。

春の桜やレンギョウ、スミレ、梅雨時はアジサイ、秋の紅葉、冬の雪景色など、

四季折々の自然と共にお楽しみください。

（ご参考）「秋保温泉郷旅あるきMAP」

https://akiusato.jp/seeing/tabiaruki.html

秋保の観光名所や店舗等を紹介するイラストマップです。(発行/(公財)仙台観光国際協会)

PDFでご覧になることができます。

磊々峡の遊歩道もこちらのマップでご紹介しています。

今、秋保では梅の花が満開です。

マスクをしていても、歩いているとどこからともなく梅の香りが・・・

お庭で咲いていることもあれば、

梅の実を取るための梅園なのか、丈低く収穫しやすいよう育てられた

立派な梅の木をみることもあります。

かわいい花といい香りを楽しんだあとは、実が楽しみなのが梅。

梅の実を採って、梅干し、梅酒、梅ジュースもいいですね。

梅は、育てやすく、ほとんど無農薬で大丈夫とのこと。

一家に一本、重宝な木だったのだろうと思います。

梅のあとは桜、その後は藤の花が山々に咲き誇ります。

花いっぱいの秋保の風景を愛でに、ぜひ、お越しください。

（画像は弊社近くにある満開の梅の木です。

　後ろの山は、森幸石材工業所さんの秋保石採石場です！）

天気予報によると、今週の仙台は随分暖かいようで、明日は最高気温が17度だそうです。

とはいえ、朝晩は寒いですから、体調管理にはくれぐれも注意してお過ごしください。

どんどん春が近づき、桜の季節も、もう少しです。

今年の宮城県の開花予想を見ていると、秋保で桜が見ごろになるのは、4月10日前後でしょうか。

もちろん今後の気候によって、状況は変わると思いますが、桜で満開の秋保へ、ぜひお越しください。

（画像は秋保町境野の森峰山から見た景色です。白く雪をかぶった大東岳と桜のコントラストは見事ですよ！）

秋保温泉各旅館料理長が、

秋保の自然に育まれた味覚を皆さまにお届けするために生まれた「森のダイニング」。

3月は春の訪れを感じる華やかなスイーツが楽しめます。

４つの旅館それぞれ、スイーツとドリンクのセットで990円（税込）です。

期間限定のオリジナルメニューを召し上がっていただいた後は、秋保各所への観光もおすすめです。

移動の際にはぜひ、秋保交通のタクシーをご利用ください。

・秋保温泉旅館組合　公式サイト「秋保旅ガイド」より

 「森の温泉スイーツ」

http://www.akiuonsenkumiai.com/dining/