秋保に咲く新種の桜「秋保足軽紅重(あきうあしがるべにがさね)」
2023年03月28日 更新
3月26日に開花宣言が出た仙台市。
ここ秋保は、市内中心部よりも少し気温が低い山間部ですが、
桜のつぼみも徐々に膨らみ始め、開花までそう遠くないと思われます。
東西に長い秋保地域の西側には、野尻(のじり)という集落があり、
3年前の令和2年に新種と認定された樹齢約270年の桜があります。
その名も「秋保足軽紅重(あきうあしがるべにがさね)」。
藩政時代の野尻は足軽集落であったことにちなみ、町内会が命名しました。
寒冷地に自生するオオヤマザクラの突然変種で、
通常は5枚の花弁が6~7枚に重弁化したものが混在する珍しい桜です。
晴れた日には、淡紅色の花と野尻の山々、空の青とのコントラストが美しいですよ。
秋保足軽紅重が咲いている「ばんどころ」まで、ぐるりんあきう号で行く事も可能です。
(ただし平日のみ)
車窓から、春の里山の景色をお楽しみください。
新緑美しい秋保の里でお待ちしています。
<ご参考>
★仙台観光情報サイト「せんだい旅日和」より "新種の桜 秋保足軽紅重(べにがさね)"